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2019.05.25

カーチューバー

味わい深き高速の走り方(旧)

令和だから振り返りたい昭和の車社会


記念すべき令和元年。時代は4K/8K映像だと画質向上が目覚ましい時代だからこそ、新しく見える動画を1本。タイトルの颯爽感あるライン、ドライヴァーとあえてかっこよく表記したタイトル、ホワイトリボンタイヤだけで絵になる。そう、それが昭和だったのです。

交通戦争真っただ中ってどういうこと?


とにかくすごい交通量に対して、信号がなさそうな昭和39年の世界観は、圧倒的に新鮮に見えてしまいます。トラックに積んでいる丸太の太さも、時代的に高度成長期の無理やり頑張っている感を醸し出していてステキ。


当時の自動車教習所では、今なら日産フーガに相当する、初代日産セドリックで教習を受けられるという、なんとバブリーな環境だったことでしょう。このセドリックがスカイブルーとかだったら、かなり前衛的に見えるところではあるものの、モノクロなので妄想しかできません。

ようやく高速道路の走り方へ


映像は、できたてほやほや名神高速道路の空撮映像にスイッチ。前段だけでかなりの時間を使う動画ですが、ここからが本格的な面白動画になります。

平成・令和の時代なら「煽り運転」が問題になっているところ、昭和時代にやっちゃダメという行為は「高速道路で並走してものを渡さない」なんていう想像の斜め上をいくエチケットを告知していたんですね。この動画自体、現代ならコンプライアンス違反で製作できないのではと勘ぐってしまうほどのムチャさ。

たまにみると、本当に新鮮。


動画内には、今や博物館でしか見られない0系新幹線との並走や、名神高速道路のJCT空撮で周辺環境が今とは全く違う未開発な状態を見られるなど、55年以上前ってこんなクルマ社会だったんだとつくづく感心する道路でした。

動画チャンネル