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2019.11.05

カーチューバー

ポルシェ911ができるまで本社工場密着

Porsche 911 DOVELOPMENT PRODUCTION

ポルシェドイツ本社工場にカメラが密着。
製造工程に沿ってラインアウトまでお届けします。
少し長いのですがのんびりした雰囲気でお楽しみください。

ここまで一貫して製造されているとは思いませんでした。

先ずはBODY SHOPからです。 組み立て方は国産車も同じです。
パネルをスポット溶接していきます。

ここの工程は静かに黙々とマシンが働きます。
このマシン528と529のいい働きにご注目ください。

マシンによってスポット溶接された車体は「熟練のおじさん」が最後に目検します。
「最後はやっぱり人間なんだ」ポルシェの職人気質を感じます。

続いてPAINT SHOP
建物が別棟です。けどコンベアーでつながってます。

ペイント工程で注目はこのマシン。
パネルのつなぎ目をコーキングしていくのですが動きが職人気質なのです。
多分、職人の技を移植したのでしょうね。ここ注目です。

ペイントされたボディーが流れていきます。

お次はSADDLERY。。。サドラリー???
そうなんです直訳すると馬具製業。。。
内装じゃなくて馬具なんです。馬具は皮でできているので皮製が標準って事?
とにかくポルシェにとって、この工程はSADDLERYなんです。

この工程では1頭物の牛革からパターンでパーツを切り出してステッチ加工を行ったものをシートやダッシュボードに組み上げています。
大衆車だと下請け工程ですね。
でもポルシェでは内製化してポルシェが作ってます。
この工程がいかに重要かということですね。

室内の皮張りはお姉さんが丁寧に撫でるように制作しています。

最後に手で感触を確かめているのが素敵です。

ENGINE PLANT ズバリエンジン作ります。

エンジンの組み立ても内製化されていて、手作りで一台一台組み立てていきます。

このチェーンをかけて行くところなど、まるでネックレスを扱うようにエレガントです。

ラインで次々にエンジンが仕上げられていきます。

いよいよ最後はASSEMBLYです。
ここで、組み上げられたパーツがボディーに組み込まれていきます。

この工程で車体番号が刻印されるのですね。初めて見ました。

ダッシュボードを積み込むところはワクワクします。

フロントウィンドウが組み込まれる瞬間は息を飲みます。

足まわりの取り付け。

最終工程を並べてみると多品種が、どのラインで組み立てられていることが確認できます。

ラインアウトするときはポルシェの写真が飾られている壁の前を過ぎていきます。
なんか粋ですね。

ごゆっくりご覧ください。