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2019.12.03

カーチューバー

新型ポルシェ911の凄すぎる開発現場 走行テスト編

新型ポルシェ911 (Type992)の凄すぎる開発現場 走行テスト編

新型ポルシェ911 の走行テスト編をたっぷりご覧ください。

なぜポルシェ911と言う車はそのままで完璧な走りをするのだろうか?
それは、まるでレーシングカーのようなシェイクダウンをサーキットで行っているからだ。

まずはニュルブルクリンクでのサーキット走行の様子をご覧ください。

この職人気質のおじさんが素手でまるで感触を確かめるようにテストマシンを仕上げていきます。

これから走るサーキットに想いを込めてトルクレンチを締め上げていきます。

峠道の様なワインディングを駆け上がり。

そして、高速コーナーを駆け下りる。

市販車の最終段階でのテスティングにおいてもサーキットで走れるレベルを目指した調整が行われます。

サーキットの次は一般道でのテストです。

波打つ路面、穴の開いた路面を駆け抜けます。
よほどポルシェには似合わない路面です。
しかし、オーナーに手渡されたポルシェには確実に待ち構えている路面でもあるんです。

ここでのテストはカジュアルです。

いつもの街中を走るように、しかし厳しくテストは続きます。

ここはヨーロッパの街並みには欠かせない石畳です。

テストコースに石畳があるなんて、なんてロマンチックなんでしょう。

しかしここでもハードなテストが行われます。

この路面は穴だらけのダートコースなのか?

小刻みに上下するサスペンションはさながらダンサーのステップの様です。

イタリアの裏道を思わせる道、実に繊細なテストです。

次はウォーターハザードです。

何を想定するのか?

小川を横切るのか大雨の水たまりなのか、ポルシェはどんな状況でもポルシェであり続けるのです。

繰り返し様々なコンディションで行われるテストの合間には、何度となくサスペンションの脱着が行われ、ミリ単位の調整が行われます。

専門の技術者が専用工具で分解調整テスト、再組み上げをしていく風景はまるでパティシエがスイーツを作り上げていく様です。

その姿はもはや作業ではなくアートです。

そして組み込まれたショックアブソーバーはテストコースに戻っていきます。

ワインディングを想定したサーキットで厳しくコーナリングテストが繰り返されます。

限界を超えたタイヤは白煙を撒きながらドリフトして行くのです。

真上からの映像は完全にコントロールされたドリフトを捉えていました。

うっとりする様なカウンターステアです。

次は高速ウエット路面です。

こんな大雨でこんなにスピードを出すことがあるのか?

いや、ポルシェに想定外など無いのです。

どんな状況でも完璧な車体コントロールを可能にするドライブアビリティの追求です。

体験してみたいと思わせる完璧なコントロールの世界。

この完璧なコントロールは電子制御された足まわりが、トルクを完璧なまでにコントロールする事で得られることが分かります。

続いては雪道に挑みます。

圧雪路面をコントロールするしなやかな足まわり。

ハードなサーキットでのドリフトから雪道をしっかり捉える足まわり。

オールラウンドな走り。

ポルシェの味付けをご覧ください。

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