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2019.12.07

チューニングカー

1000馬力のSUVで富士スピードウェイを走る

お値段3600万円の超高級車

日産が販売していたSUV「パトロール」。世界的には「サファリ」と呼ばれていた車をチューニングメーカーHKSが本気でチューンアップしました。

外観はボンネットにエアダクトが追加された程度でノーマル然としています。

室内もシートをはじめメーターに至るまで、ノーマルそのままです。

HKSが手を入れたのはエンジンです。直列6気筒エンジンはピストン、コンロッドにHKSのワンオフ品を組み込み強化。そこへギャレット製ターボを組み込み、1000馬力を発生させています。

そんな大パワーに耐えられるよう、ミッションのギヤには強化品が組み込まれています。

大パワーを発生し駆動系に強化品が組まれていますが、ブレーキはノーマルのままだそうです。

中東の国「ドバイ」のお客さんからのオーダーにHKSが応えたマシン。そのお値段はオーダーメイドということもあり、車両費込み3600万円ということです。

マシン製作が完成したところで、富士スピードウェイにてシェイクダウンです。運転担当はHKSと言えば、この人「谷口信輝」です。

1000馬力のSUV。車重3トンのマシンですが、先ほどお伝えした通りブレーキはノーマルです。そんな危険なマシンにドライバーが乗りたがるはずありません。車のスペックを知ろうとする谷口から、実情を隠すべくスタッフも身を盾にします。

いよいよコースインする谷口とサファリ。最初は動作確認ですが、徐々にアクセルを踏み込んでいきます。

もちろん、アクセルを踏み込めば猛烈な加速をします。それに、谷口は興奮。1.5キロある富士スピードウェイの直線を全開で走り抜けます。

シェイクダウンが終わるころには、車両とその走行性能のミスマッチで谷口に笑みがこぼれます。

未だかつてないSUVの加速シーンは是非動画でご覧ください。

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