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2019.12.12

珍レース

断崖絶壁駆け上りレース in スウェーデン 前編

断崖絶壁駆け上りレース in スウェーデン 前編 V OPT 243 ④

ゴールデンウィーク真っ只中の羽田空港。
「海外に面白いレースがあるぞ」って事で羽田空港に集合です。
フォーミュラオフロードを観戦にスウェーデンへ行きます。

D1界の「クラッシュキング」松川和也が突然呼び出されました。

今回は2人で行きますよ。まじ?
通訳は現地調達よ。

V-OPTスタッフ:昨日財布をなくして一文無しなんだって。
松川:まじあり得ない。俺の財布あてにしてるの?
これ実話です。そんな展開で珍道中はスタート。

そして取材先はあり得ないレース!

参加者は頭のネジが何本か外れてます。

絶壁へ突っ込む突っ込む。

飛びます、舞います。
北ヨーロッパ発祥のフォーミュラオフロード。

このレースのレポーターにふさわしい「和製大砲3Dクラッシャー」。

それこそが松川和也だったのです。

羽田を飛び立ち、先ずはドイツへ。その後乗り継いて、スウェーデンの首都ストックホルムへ到着。

着いたっすね。・・・16時間遠かったすね。

スウェーデンと言えば、首都ストックホルムでノーベル賞の授賞式が行われる事で有名です。

湖や沼が多くあり北欧の「ベニス」と言われている美しい国です。

中心地には古い街並みが続き、観光客で賑わう。

取材は運転手松川が借りたレンタカーで試合会場に向かいます。

ストックホルムからおよそ50kmにあるボールスタという街が、今回の目的地です。

道案内通りに進むが周りの景色は砂利道ばかり。

本当にここでいいのでしょうか?

さらに進むと・・・それらしき風景になってきました。

いかついタイヤを付けたマシンたちが右へ左へ。

テレビの戦隊物の爆破現場のような所です。

スタッフに言われて嫌々コースとなる崖を登る松川。

右へ行ってみて。落ちそう?

上から見るとこんな感じ 

スコップタイヤ。タイヤにスコップがついているようなもの

グッドイヤー製のようです。

2014年フォーミュラオフロード開幕戦。熱気ムンムンの会場です。

先ずはコース説明。登りきったらまた下がってターンしてまた登る。。。という簡単なコースです。

基本的に全てが断崖コース。

採点方法はコース途中のポイントを通過することによる加点方式となります。。

コースの周りには採点係がいて減点ポイントをチェックしていきます。

では実際の走りを見てみよう。

一歩間違うと、こうなる。。。

大ベテランにこのレースの醍醐味を聞いてみました。
松川:魅力はなんですか?
選手:アドレナリンだね。
あと、昔からの友達とピットでは協力し合う、でもレースになればみんなライバルさ。

同じだね。D1とね。

レース途中で止まっちゃうと、これセーフティーカーの出番です。

このセーフティーカーの出番はこの後で!

登りきれずにバク転。

ころりころりと・・・

どこまで落ちるのか?

ここまでくるとは思っていなかった。

間一髪逃げました。そしてそのマシンは?

ゾウさんのような重機で救助。これが先ほどのセーフティーカーの全貌です。

見事に釣り上げました。

1コース目無事終了。後編へ続く

順調な滑り出しにオフィシャルも和やかな雰囲気が流れております。

後半では難攻不落の絶壁が待ち構えています。乞うご期待!

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