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クルマのオモシロ映像満載!
皆さんご存知ですか?
一時期大変流行った「タイヤに窒素ガスを入れると効果絶大」って話を。
私も20年くらい前にやりました。すっかり忘れてました。
でも、まだこのビジネスってあるんですね。
と言うことでホンダカーズ野崎というホンダのディーラーのYouTubeチャネルからのご紹介です。
先ずはホンダカーズ野崎の紹介なんですがこのディーラーただのディーラではありません。
ホンダカーズ野崎は「シビックタイプR販売台数」おそらく日本一! シビックタイプRやS2000が大好きなディーラーです。
ホンダ好きな方に喜んでいただけるYouTubeチャンネルを目指しております。
と言うのは自己紹介文からの引用です。
栃木県大田原市にあるディーラーで、F1全盛期に無限ホンダF1エンジンを設計していた「 F1店長」こと松本正美さんが店長をしているのです。
耐久レースなどにも参戦していてシビックタイプR専門の中古車店もやっている、とにかくレース大好きディーラーなんです。
さて本題です。
窒素ガス充填が無料だったら入れた方が良い!!
いきなり結論めいたコメントから始まりました。
デメリットはないけれども2000円から1万円払うメリットはあるのか?
先ずはメリットの確認
燃費が良い?
燃えにくい?
静かになる?
菊池くんの車はマフラーを変えてるので爆音です。
静かさのメリットはわからないくらい効果は小さいでしょう。
窒素の方が大きいのでタイヤのゴムを抜けにくいので内圧が下がりにくくなります。
空気が抜けてまた窒素を入れると空気の中の窒素濃度はどんどん上がっていきます。。。。理論上は。
最後には窒素100% になるのでしょうか?。。。いえ、なりません。
空気中の窒素の割合は78%なので
窒素の割合を100%に近づけるためには真空引きするしかありません。。。
やってる人の動画によると、かなりタイヤによくない作業です。
このタイヤに窒素って話は「なんと言っても最初に考えた人のマーケティングセンスがすごいね」ってことです。
また話は効果について戻り。
効果がないわけではありません。
過去にF1でもやっていました。
でも今は「ドライエアー」を使っているらしいです。
「ドライエアー」って??
さあここからが今回の話の重要な話です。
実は「ドライエアー」がポイントです。
タイヤに空気を入れるときにコンプレッサーで空気を圧縮して入れるのですが、空気とともに水分も圧縮して入れてしまうのです。
水分は膨張すると何倍にも大きくなる。
同じ1kgの空気圧でも右と左で変化してしまう。
左右差が発生するのが問題で窒素ガスを入れることになったのです。
GTカーはタイヤ自体が高温になるので、そうなると空気圧も上がってしまいます。
窒素ガスを入れてもGTカーは空気圧が上がってしまいます。
と言うことは、一般の車はタイヤが高温になる事など無いので、効果が少ないと言うことになります。
結論。。。「無料なら入れてもらいましょう!」。
有料ならおいしいものを食べましょう。
ディーラーなのにアグレッシブなご意見。
サーキット走行にはおすすめ。
さすがレースにも参加するディーラーの意見ですね。
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