第2回 GT-R クォーターマイル日本一決定戦RH9 V OPT 057 ⑦
GT-Rでゼロヨン9秒台、ゼロヨン日本一決定戦。
1998年の話なので、まずは基礎知識をおさらい。
「RH9」とは何か?ここ重要です。
RはRecord、Hはholderそして9は9秒です。
この言葉の意味するものは?
「CLUB RH9」はクルマを知り尽くした、チューニングのスペシャリストが集う「技術集団」で株式会社組織です。
はじまりは、スカイラインGT-Rでのゼロヨン9秒の記録にこだわるプロショップが集まり、競技を通じて切磋琢磨することで互いに技術力を高め、自社のお客様により信頼性の高いフィードバックを行うことにありました。
「RH9」の名称は最高記録保持を目指して、「Record Holder」の頭文字から付けられています。
役員の顔ぶれを見れば当時の状況が想像できます。横山 耕治(フェニックスパワー)、花塚 芳美(アートテック花塚)、浜原 良栄(TMワークス)、永田 和彦(トップシークレット)、田中 慶(JUNオートメカニック)、平野 泰司(トップフューエル)、杉野 康人(エンドレス)、瓜生 哲夫(プライムガレージ)。
そんな集団のゼロヨン話です。
仙台ハイランドに集合した面々。
当時、日本じゃ有名ドリフターだった「ジャイアン宮崎」。ちなみに、この人ストリート時代の「のむけん」の右腕です。
マシンは東名パワード製作の32GT-Rです。
宮崎のタイムは
なんとか9秒台突入です。
シフトミスしたのに大したもんです。
ここからはベスト8をお届け
8位はフジダイナミクス 藤井
7位 レーシングサービスフィースト
6位WASTE SPORTS 亀谷
5位 車工房ティサイド 鈴木
4位 アバンス東名 太田
3位 リコーレーシング 工藤
2位 ファリーナレーサーズ 朝日
そして1位は5年ぶりに復活した男、ヴェイルサイドの横幕宏尚。
今回のマシンがこれです。
最後にゼロヨンを決めてもらいましょう。
見事9秒378!
音も含めてド迫力の走りは、是非動画をチェック!